整骨院の不正請求はもうバレている!?今からでも遅くない、保険に頼らない方法とは?

齋藤
最近は本当に多くの方が保険請求は厳しい。と言うふうに言われています。以前までは請求ができたのに急に返戻が多くなったりしている。そして1番怖いのが不正請求。こちら側は一生懸命治療しているのに、全てが不正請求になってしまう。今回の記事では整骨院の保険請求と不正請求についてお話をします。それをもとにどのような経営をすれば安定するのか。そちらも併せてご紹介します。

整骨院で保険を請求すれば全てが不正請求になってしまう?

いきなり嫌なお話をしますが、整骨院で保険請求をするとほとんどの場合が不正請求になってしまいます。

もう保険請求をされている方はうすうす気づかれていると思います。

肩こり、腰痛は治療はできても保険請求はできません。

坐骨神経痛や五十肩も絶対にできません。

どのようにするかと言うと、

  • 肩こりは肩関節捻挫
  • 腰痛は腰部捻挫
  • 坐骨神経痛も腰部捻挫かもしくは背部挫傷
  • 五十肩は肩関節捻挫か上腕部の挫傷

もうこの時点で症状と病名が違いますよね。

暗黙の了解で通っている部分がありますが、

整形外科さんで坐骨神経痛やヘルニアと診断されている。でも整骨院に行くと腰部捻挫で請求をしている。

これは明らかにおかしいですよね。

耳が痛い話かもしれませんがこれが実際のところだと思います。

このような話をすると

施術者
原因がしっかりあるから大丈夫だし、保険請求はまだまだできる

と言うふうに言われている方もいらっしゃると思います。

本当に1部位だけであればいいと思います。

しかし、現実的には2部位もしくは3部位請求などをされている方が多いと思います。

3部位請求のよくあるパターンは

頸部捻挫、肩関節捻挫、腰部捻挫

この3つのパターンが非常に多いです。

一気に3つの箇所を捻挫する。大転倒でも起こしてるんかもしれませんね。

通常で考えたら、今のご時世これももう厳しいでしょう。

部位転がしをすると目をつけられる?

次の問題が部位転がしの話。

これも整骨院では昔からあります。

今月は肩関節の捻挫、次の月には腰部の捻挫。

これも完全にばれていますよね。

ばれるというか不正請求になってしまいます。

4ヶ月目以降になると減額になってしまうので非常に厳しいところがあります。

最近では国民健康保険でも組合でも患者照会が必ず来ます。

そんな時に患者さん自身が腰の痛みで通っているのに首で請求されている。

と言うことを知ったらどう思うでしょうか?

どれだけ人が良くて腕が良くても不安や疑問が思い買われると思います。

正当に1カ所しか治療していないから1部位と言うふうな請求をされている方もいるでしょう。

ただ、それだけだと経営の面から見ても非常に厳しいと思います。

1部位だから1分間で終わる。と言う事はないでしょう。

私事になりますが、

義理の妹の患者照会

義理の妹が近隣の整骨院に通われています。保険を使っているのですが症状は腰痛。しかし、患者照会が来て聞くと今は首の請求をしています。なぜ首の請求をするのかと聞くと首を触っているから。

あまりにも驚き私に相談をし事情を説明しました。

そこからあまりにも怖いと言うことで整骨院に行くことがなくなってしまいました。

おそらくこのようなことってよくあると思います。

国にしてもそうですし、整骨院が不正請求をしているのはよくわかっています。

水増し請求はもってのほかですが、慢性症状を急性のようにしたり、部位を転がすような事は今後本当にやめたほうがいいと思います。

とても悪い言い方をしますが、例えば

施術者
お父さんが働いていて、お父さんが不正請求をしたお金でお前たちはご飯が食べられているんだぞ

なんて言うことになってしまうと本当に辛いの一言だと思います。

正当に保険請求をするのであれば良いのですが、明らかにおかしいものは自費治療の施術をお勧めします。

新聞にも載る不正請求の横行。整骨院の正しいかかり方が配布されている

既に見られた方は多いと思いますが、新聞に

不正請求の事

  • 部位転がしの事
  • 慢性的な肩こり腰痛は保険にならない

もうすでに情報は出回っています。

画像引用元

画像の引用元

先程にも言いましたが、3部位でもあまりにも不自然ですよね。

病院で言うと

インフルエンザになって中耳炎になって、蕁麻疹が出てくる

一気にこのような症状が出てくることって少なくないでしょうか?

肩を捻挫して、足首を捻挫して、腰を捻挫する

こんな状態で仕事っていけますかね?

普通に考えたらおかしいと言うのはわかるので、1人の患者さんにちくりとして

あそこの先生を不正請求してると思います

と言われれば一発です。

もしかしたら同業者にちくりを入れられたらもう終わりかもしれません。

また、内部告発も意外と多いので、スタッフさんが保健所などに連絡するパターンも非常に多いです。

画像引用元

実際にスタッフさんを雇われているところは注意をしなければいけません。

上のグラフのように退職した理由の一番トップが不正請求。

不正請求をしていると正直働いている整骨院の先生も加担していることになります。

現在は昔と違って自分の免許を出さないといけないので、もしも捕まってしまうことになれば自分自身の免許に傷がついてしまいます。

傷がついてしまうと開業しようと思った時にできない可能性も無きにしもあらず。

院長先生がすべてするのであればまだ良いかもしれませんが、スタッフさんに任せているのであれば本当に注意しなければいけません。

スタッフさんをわざわざやりたくて不正請求をしているわけではないので相当精神的にやられる可能性があります。

これだけ情報が出回っているので本当に注意をしなければ後々痛いことになりかねません。

整骨院で不正請求をなくすために何をするのが1番いいのか?

これを解決するためには2つの方法があります。

  1. 本当に正当な方法で保険治療を続けて自費治療をセットする
  2. 保険治療は全て止めて自費治療のみで行く

本当に正当な方法で保険治療を続けて自費治療をセットする

今最も多い部分だと思いますが、保険請求はそのままで+ 2000円とか+3000円で自費治療をお勧めする。と言うやり方です。

明らかに原因がないのであれば、怪我じゃない限りは全て自費にする。

と言う風なやり方です。

全く怪我ではなく保険請求のやりようがなければ自費治療のみで行く。

このようなパターンです。

足首の捻挫をして足首の請求だけにする。それを早く治すために腰や股関節も一緒に治療する。

+3000円で行うことができる。

このようなイメージです。

私の周りにもこの方法をされている方がいらっしゃいますが、同じ治療と言う概念ではなかなか自費にするのが難しいと言う傾向があります。

3割負担でも1部位だと負担金額が160円。

しかし自費になるとそこから+ 3000円。約20倍もの差があります。

心理的に同じ治るものであれば保険治療で何とかしてほしい。

というのが思いだと思います。

中には自費を受けられる方もいらっしゃると思いますが、明らかに高く感じてしまうので正直非常に難しいです。

治療のみでこれを行っている方はかなり苦戦している傾向にあります。

治療系と美容系があれば、違う分野なのでできる場合もあります。

それでもなかなか利用し続けて売れ続けることは難しいでしょう。

治療院の作りや保険の治療色になってしまえばなおさらです。

意外とハードルが低そうで保険+自費と言うのは難しいというのが現状です。

保険治療は全て止めて自費治療のみで行く

もう一つの方法が完全に保険を止めて自費治療で行くと言う方法。

私の場合はこちらを選択しています。

先ほどお話しをした通り両方ともを混ぜると言うのは正直かなり難しいです。

なので最初から捻挫であろうが怪我であろうが関係なく自費で治療することをおすすめします。

言い方はとても悪いですが自費治療を受けられる方と、保険治療を受けられる方。

客層が全く違います。

マクドナルドを食べる方とミシュランの三つ星を定期的に食べる方。

全く同じ客層にはならないと思います。

まったくの無名の商品を買う方と、ルイヴィトンのバッグを買う方。

これも客層が違うと思います。

これと全く同じで、私の治療院は1回の治療費が9800円をいただいています。

私のところに来るような患者様は、保険治療の500円と言う金額だけの目安で選ばれたりはしません。

結果であったり改善度合いにフォーカスをするので金額が最大限に一番と言うわけではありません。

お金をたくさん持っているから来る来ないと言うわけではなく、お金のかけ方がお金を基準に考えているわけではない。

と言うふうに理解していただければ結構です。

どれだけ安い金額でも安かろう悪かろうのものは一切必要ないと言うことです。

保険治療と違って自費治療をしようと思うとマーケティング。

の部分は絶対に欠かすことができません。

患者さんをしっかりと集めることが重要です。

金額が高額になればなるほどしっかりと自分の良さや治ることを、あなたには当院が必要。

ということをお伝えする必要があります。

こちらを全て書いてしまうと長くなってしまうのですが、私が特にオススメしているのはホームページとYouTube。

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どのようにするかは下記に記事を載せていますのでそちらからご覧になってください。

治療院のYouTube集客のコツ。毎月10名以上の患者さんがくるための全て

2022年9月12日

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は整骨院の不正請求は既にばれている。

ということをお伝えしました。

どう考えても正当に保険請求をしていれば経営ができると言うのは難しいですよね。

だからどいてずっと不正請求をし続けてもいいか。

と言われればそれはまだ違います。

整骨院はせっかく素晴らしい仕事で良い職業でもあります。

それを最大限に発揮するためにも保険に依存しない治療院作りをすることが最適ではないかと考えます。

今回の記事を通して少しでも変えてみたい。と言うふうに思っていただければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

28歳で開業。 独学やセミナーで経営の勉強。 月40万円以上使って広告費を使うがリピートが取れず利益が出ない状態。 休みもなく、家族との時間も作れない期間が2年間も続く 現状打開の為にYouTubeを使う。60本の動画でも全く集客できず。 試行錯誤を加えて月に25名動画で集客をし、全国から患者さんが殺到。 現在はリピート患者さんで予約が埋まる。 全国の視聴患者さんの為、自分のノウハウを全国の治療家に向けてセミナー、コンサルティング実施。