整体に行けば1回で全て治ると思っていました。
こんにちは。治療院セラピスト専門動画集客チャンネルの齋藤です。
あなたのこんな風に一度や二度は言われた事はないでしょうか?
実は先日新規で来院された患者さんが冒頭で言われた言葉です。
前回患者さんをお断りしたと言う記事を出しました。
その記事はこちら
この内容にとても精通する部分もありますが、結果的に治療を継続される事となりました。
その経過となぜそうなったのかをお話して行きます。
動画はこちらから
友達の鍼灸で治療をすれば痛み1回で取れるよ
知り合いの先輩が
『ギックリ腰になったんなら〇〇の鍼灸院に行けば1回で痛み取れるで』
と言われて紹介先の整体に行かれたみたいです。
結果的には痛みが改善されなかったみたいです。
と言うかた改善はされたみたいですが、患者さんの思う結果にはならなかった診たいです。
以下患者さんとのやりとり
とここまでは問診の途中ですね。
果たして鍼灸院に原因があるでしょうか?
僕の中ではないと考えています。
では何が問題だったのでしょうか?
鍼灸院の先生や教えてくれた先輩、来院された患者さんが悪いのではなく認知と伝達が全員できていなかったということが大きな問題なのです。
あなたもぎっくり腰の患者さんが来たときに1回で全員全て治せるでしょうか?
中には俺は全て1回で治すと言う方もいらっしゃるかもしれまん。
しかし、多くの方が複数回回数が必要だと思います。
軽減させることができても全く痛みがなくなると言うまでは多少人によって差が出てくると思います。
患者さんはあくまでも素人があってこちらはプロです。
プロの目から見た状態でどれぐらいの期間がかかるのかまた10回もぎっくり腰が起こっているのであればおかしいということを患者さんに教えてあげる必要があります。
今この記事を見ているあなたも10回以上ぎっくり腰をしたことがあるでしょうか?
それぐらいの回数をしている方の方が少ないのではないかと思います。
検査後の説明
ここからは通常のお話に切り替えて、結果的に2ヶ月から3カ月間の治療すると言う計画をもとに初回は終了しました。
すでに3回目の予約もとられています。
ここまでの会話を聞いてこの状態まであなたはしっかりと話を聞けていますでしょうか?
少なくても最低でもこれぐらいのことを聞いておかないと患者さんが何を求めているのかと言うことがわかりません。
もしこのまま治療をすれば
『あそこに行ったけれども治らなかった!!』
と言われます。
1回でとは言わずにね。
もちろんこの方法をとったからといって100%と言うわけではありませんが、少なからず誤解と言うのはかなりなくなる可能性があります。
患者さんは素人であって施術者は玄人と言う意識
例えばホームページを作成してくれる業者がいて自分自身に少し知識があったとしましょう。
患者さんで言うと筋肉の名前や病名を知っているような状態だと考えてください。
ホームページを実際に作ろうと思った時に知識が多少あるので僕はこういう風にしたほうがいいと思う。
またこんなふうにしてくださいねってなったとしましょう。
しかしこちらはHPを作成するプロではありません。
そんな時にホームページ業者さんに本来はこういう風にしたほうが集客数も伸びるしこういう風にしたほうがいいですよ。
と言うふうに話を汲み取ってもらえると信頼も信用もしますよね。
この人は知識も経験もあるから任せても大丈夫だ!と。
それと同じように患者さんの頭の中で当たり前と思っていることを否定ではなくて修正をしてあげることによってこの先生の言う事なんだったら続けて見よう。
と言うふうに考え方が変わってきます。
今回の症例もそうですが、患者さんの意見やこちらの考え方を伝えることなので相手に確実に伝わるようになります。
だからこそ玄人といばるのではなく意識と言うことが絶対に必要になります。
まとめ
私も毎回患者さんを断っているわけではありません。
こちらができることの提案だったり、内容だったりを顔実に患者さん伝えるとともに、患者さんの理想の状態を求めるためにこちらが提案をするということを必ず行うようにしています。
初めは難しいかもしれませんがこれができればほとんどの患者さんが自分のことを信用してくれてリピートが取れるようになります。
あくまでも患者さんの希望を叶えるためにこちらは常に動き続けるようにしていきましょう。