目次
いつでも空いている飲食店と予約をしないと中々いけない飲食店。どちらが魅力的?
治療院とは関係ないですが、飲食店が一番わかりやすいので質問をします。
- いつでも予約が取れるようなガラガラのところ
- 予約をしないと席がすぐに埋まってしまう飲食店
どちらの方が魅力的に映りますか?
間違いなく後者ですよね。
予約がしっかりと埋まり、予約をしなければ食べることができない。
人は予約が埋まれば埋まるほどそこに行きたいと言う意欲が湧いてしまいます。
行列ができれば何かあると思って自分も行列に並びたくなる。
そんな感じですね。
私がよく行っている行きつけの飲食店も同じで平日でも予約が全て埋まってしまい行けないこともよくあります。
なので、事前に予約をしたり確認をしておかなければいけません。
でもそこに行くことで私もそうですし家族も満足な位おいしいところなんです。
予約をしてでも絶対に行きたい。
そんな風な魅力があると多少金額が高くてもやっぱりおいしいな来てよかった。
そんなふうに思います。
治療院も予約表を見るといつもガラガラ。そんな状況で予約を入れたい?
治療院でも最近は予約のシステムを入れているところが多いと思います。
予約システムを見て患者さんが予約をしようと思う時ガラガラの予約表だったらちょっと嫌な気分になりませんか?
そんなふうに思われる可能性があります。
治療院を開業してすぐであれば仕方ないかもしれませんが、患者さんからすると正直そこは関係ないですよね。
予約が埋まりすぎてどこも入れないと言うのは問題ですが、ある程度予約が埋まっている方が信頼感は安い傾向にあります。
休みが多いと患者さんが分散してしまうので良いことではありますが、その分だけ同じ数でも予約表がやたらと開いてしまうように見えてしまいます。
また、2日の予約トータルが1日で全てまかなえる。
そうなってしまうと人気のない治療院なのかな。
と言うふうに勘違いされてしまいます。
治療院に休みがないと治療効果も半減する!?
私は開業当初日曜日と祝日以外はすべて治療院を開けていました。
1日でも多く診療をして売り上げをあげたいと思ったからです。
しかし大きな問題があります。
それは疲労感
売り上げが上がったとしてもフル稼働で仕事をしていれば体がしんどくなってきます。
日によっては体調が悪い時もあるでしょう。
そんな時に患者さんの治療しているといつもだと気づくような事でも気がつかない。
治療の時間が伸びてしまったりするなどパフォーマンスが下がってしまいます。
休みをとらないことによって治療家自身の体が悪くなったりしんどくなると本末転倒です。
それを受けている患者さんにも伝わってしまいリピート率にも影響することがありました。
お昼休みもほとんど取らずにやっていたので、今考えるとかなり無茶をしていたなぁと思います。
休みを取るのと休みを取らない。売り上げがほとんど変わらない
休みを増やした方に聞いてもらうとよくわかるのですが1ヵ月に25日稼働された治療院と、1ヵ月間に22日稼働された治療院。
実はそこまで大きく売り上げは変わりません。
3日間もあるんだから全然違うでしょ。
と言うふうに思われるかもしれませんが実はたいして変わりません。
私も同じような実験をしましたが22日稼働の方が逆に売り上げが上がりました。
何故かと言うと1日の治療院を開けていて毎日100%稼働すると言う事はあまりないからです。
カリスマの先生であれば可能かもしれませんが実際のところはそのようなところはほとんどないと思います。
おそらく稼働率が70%から60%前後と言うところが多いのではないでしょうか?
10の枠があれば6から7人程度。
そのように考えると3日ほど休みを増やして、その分だけ1日に集中させる。
そして、空く時間が出てくるのでその日を休みにあてがうことができます。
休みを増やせばその分だけ予約が集中するので患者さんからするといつでも患者さんが多い治療院。
そのようなイメージが湧きます。
と言うふうに勝手に紹介数が増えてくることもあります。
日数が少なくなると売り上げが下がるんじゃないか。
と言う方もいるかもしれませんが、それは全くの幻想で逆に上がることなんかも珍しくありません。
何を基準に治療院の休みを決めればいいのか?
数値の話もしていきますが、治療院の休みの基準はまず最低でも週休2日は取るようにしてください。
週休2日あれば体をしっかり休めることができたり家族の時間、自分の趣味の時間に使うこともできます。
ここからは私個人的な意見ですが
固定でこの曜日が休みと言う場合とフリーの休みと言うのがあります。
治療院だと多いのが水曜日もしくは木曜日が休み。
土曜日が半日。
日曜、祝日が1日お休み。
と言うのが一般的だと思います。
私の所では日曜日と祝日は休みですが土曜日は9時から17時までやっています。
そのかわり平日は好きなところで1日休みを取るようにしています。
遊びに行ったり旅行に行きたいときには月曜日を休みにして日曜日、月曜日と連休にする。
曜日の真ん中に休みたければ水曜日もしくは木曜日にする。
子供の運動会などがあるときには土曜日を休みにする。
このような感じで自由に休みを移動できる方が施術日としては非常に楽です。
これをしなければいけないと言うことではありませんが休みはある程度自由自在に取れた方が良いでしょう。
1ヵ月前にカレンダーや予約表に全て公開して、この日が休みと言うことを私は患者さんに告知をしています。
休みならばその日をずらして患者さんが自分に予約を入れてくれたりするので非常に楽です。
もう1つの休みの取り方は、月の営業日数と、自分の売り上げを目標に決める
次は数値の話になってきます。
私のところは既存の患者さんは30分の枠。新規の患者さんは60分の枠。
営業時間は平日10時から19時半。
土曜日は9時から17時。
このような形でやっています。
1回の金額は9800円です。
1ヵ月間の目標の売り上げは2,500,000円前後を取るようにしています。
こぼ場合、1年間で月によって
31日、30日、28日しかない月などがあります。
お盆休みやお正月休みもあるので日数がかなり変わってきます。
月によってまばらではあるのですが、自分が欲しい売り上げに対して1日の平均売り上げを出して、どれぐらいの営業日数があればこの金額を達成できるのか。
ということを逆算して休みを組み立てていきます。
なかなかわかりにくい説明ですね。
実際の数字を出したいと思います。
目標売り上げが2,500,000円なので1人当たりの単価9800円で割り算をします。
すると、1ヵ月間に255人の患者さんを見るとこの数字が達成できます。
255人をコンスタントに見ようと思うと私の所では1日の最大の枠が19人です。
それを考えると21日稼働で考えると1日12人の患者さんを見る必要があります。
19人が最高で、そのうち12人。稼働率で言うと63%。
まだまだ余裕がありますよね。
この計算をしていくと21日間しっかりと働いて平均12人の患者さんを見ることができれば2,500,000円を達成することができます。
31日の営業日数がある月だと10日間休むことができます。
30日であれば 9日間。
このような形で営業日数と目標売り上げそして人数。
ということを考えていけばどれぐらい休んでもいけるなと言うことがよくわかります。
反対に言うと稼働率が60%程度で9日間ほど休めて2,500,000の売り上げがあるととても良いと思いませんか?
体的にもすごく楽だし、売り上げも安定するので利益も出しやすい。
良い循環になってくれるので経営がとても楽になります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は治療院のお休みについてお話をしました。
初めからたくさん休みを取ると言うのは不安ですよね。
それはよく気持ちがわかります。
でも実際にしっかりと計算をして自分の目標売り上げや数字をしっかり出していけば、どれくらい休んでも大丈夫。
と言うことがわかっていただいたと思います。
一度あなたの治療院も上記の計算をしながら、どれぐらいの日数とどれぐらいの休みがあれば目標に近づくのか。
その計算やってみてくださいね。
これさえ安定することができでは不安もなくなり楽しく治療ができますよ。
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