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今までの常連さんが急に来なくなってしまう。ある理由とは？
先に結論から、お話をすると
手抜きになっている
この結論を見て、どきっとした方もいらっしゃると思います。
私の知り合いに美容師の方がいらっしゃいますが、同じことを言われていました。
また、美容師さんをコロコロと変える方も同じことを言われていました。
初めて来たとき、2回目や3回目ってきっちり体を検査してお話を聞いて治療すると思います。
痛みがなくなってきたり、症状が解決していくと初診のことを忘れて色々と省くことがあります。
慣れると言う事はとても良いことなのですが、慣れすぎてしまうと手が厳かになってしまったり、こちら側がしんどい時、少し手抜きになってしまうことがあります。
こちら側からすると、そこまで手を抜いている感覚がなくても、患者さんには本当にばれています。
美容院でも同じことが言えます。
最初はすごく丁寧にカウンセリングをしていてだんだん慣れてくると要望を聞かずにカットが始まってしまう。
お店の方からすると慣れているので、そこまで詳しく聞きませんが、人によって気分が違ったり髪型を変えたりしたくなるのは普通の事だと思います。
これが多くの方の失客理由となります。
常連患者さんを失客させないための方法とは？
私が実際にやっていたり、クライアントさんにご紹介している方法をお話します。
必ず自分が見る検査方法や聞くべきポイントを決めておくこと
毎回初診のように接する必要もないし、検査をする必要もありません。
自分の中で初診時、2回目以降も必ず行うべき検査などを決めておきます。
私の場合であれば
立った状態で、背骨を見る、骨盤を触る、うつぶせで体のバランスを見る
これらはどのような状況でも必ず見るようにします。
そこからその日によっての悩みなどに合わせてさらに検査を行う。
このような流れです。
人によって多少順番の差はありますが大きな変更はありません。
上記の方法が良いと言うわけではなく、自分の中のルーティーンを決めておきます。
そうすると、自分の好き嫌い関係なく必ず行うものがあるので、手を抜かれてしまったって言う感覚が最小限に抑えることができます。
体調がすぐれない時や、悪いときのルーティーンも作る
どれだけ注意をしていても、体調が悪くなることってあると思います。
私であれば、お酒がすごく好きなので、どうしても飲み過ぎてしまったときなどの次の日はパフォーマンスが下がる傾向にあります。
できるだけ注意をしていますが、ついついと言うこともあります。
そんな時にも、自分の体調管理を行うためにしんどい時用のルーティーンと言うのも決めています。
治療内容も上記でお話しした検査なども行うようにしていきます。
サボっているとか、手を抜かれていると言う感覚が相手に伝わってしまうと完全にアウトになってしまいます。
毎回すごくいろいろな話をしてくれているのに、今日に限っては一切話す事は無い。
そんなふうになっていると、誰しも心配になると思います。
なので、体調が良い時も悪い時も一定水準を保つと言う事は非常に重要です。
こうしたらいいとかはなく、自分の中で基準を決めるイメージで行って下さい。
患者さんはわからないだから、必ず言葉で伝えるようにすること
あなたの治療院がストレッチやマッサージなどのようなセルフケアを指導しているか分かりません。
私のところはある程度行っています。
先程の手抜きやサボっていると感じられられないためにも、一言は必ず言うようにしましょう。
何を言うのかと言うと
必要ないもの、しなくて良いものを、あらかじめはっきりとお話をする
例えば、最初に腰痛があり、寝る前に必ずストレッチをしましょう。
と言うようなアドバイスをしていたとします。
症状が改善して腰痛がなくなってきた。
その状態の時に、患者さんはストレッチをしたほうがいいのか、別のストレッチをしたほうがいいのかなどわかりません。
なので、必要でなければしなくていいと言うことを言わなければいけません。
と言う風な形で言うと、もうわざわざストレッチの指導しなくても良くなります。
しかし、最初は一生懸命ストレッチの指導していたのに、途中から指導されなくなると
こんなふうに感じられてしまいます。
実際はそうでなくても、そんなふうに捉えられる可能性があります。
こちら側がわかっていても、患者さんはわからないので、既存の患者さんでも常連の患者さんでも必ずお話をして理解してもらうようにしましょう。
まとめ
さて、今回は、患者さんの失客理由についてお話をさせていただきました。
毎月来ていたのに、急に来なくなるとショックなどもあるし、心配することもあると思います。
あなたのところに来る新規の患者さんも、整骨院などを変える時、いろいろな思惑や中には嫌な思いをされている方も多いと思います。
逆に言うと、あなたも同じように思われて違う整骨院に患者さんがいっていると言う可能性もあります。
自分の中のルーティーンをしっかり決めることと、言葉に出して患者さんに伝えること。
この2つができれば、基本的には勘違いされずに、失客を最小限に抑えることができると思います。
絶対にしないとは言い切れませんが、少しでも数が減らせられるように注意していただければと思います。
今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。
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