新規の患者さんが3回目4回目で来なくなる。メンテナンス患者さんが続かない理由

齋藤
今回は相談が最も多い。メンテナンス患者さんの移行の方法。初回から2回目、3回目までは大体の方がリピートを取れれることが多いです。しかし、4回目以降や定期的にいらっしゃるメンテナンス患者さんを作るのが難しい。そんなふうな相談が非常に多いです。なぜそのような状況になるのか?またどのようにしたらメンテナンス患者さんを少しでも増やすことができるのか。大前提として痛みを取る、治すと言うところは承知の上で文章を最後までご覧ください。

初診と同じように2回目以降も接することができている?

最初に結論から言いましょう

問診や施術が途中から雑になっている。ないがしろにされている。

治療の結果もありますが、対応の問題もあります。

初診の患者さんて気合が入りませんか?

2回目、3回目の患者さんも変化をしっかり見たいので、それなりに気合が入ります。

少しでも結果を出す為に必死になると思います。

ただし、一定以上の回数になると少し気が抜けた状態になってしまいませんか?

4回目以上、続かない理由として2つ

  1. 症状が思ったよりも改善していない
  2. だんだん手を抜かれている気がする

この2つの理由で、患者さんが離れると言うのは、実際によく聞く言葉です。

私も他の治療院に行っていて、上記を聞くことが非常に多いです。

患者さん
2回目、3回目行ってもほとんど症状が改善しなかったので、そこに行くのはやめました

と言うパターンと

施術者
最初の頃は一生懸命やって言ってくれたけども、だんだん手を抜くというか雑になってきた感じがしました。すごく良い先生でフレンドリーなんだけれども、治療って言う感覚がしなくなりました。

この2つ意外と多いんですよね。

良い意味でも慣れと言うのは大切です。

悪い意味で捉えると惰性となってしまいます。

最初の頃は一生懸命問診をして検査をする。

でも、ある程度回数が進むと検査すらもせずに寝てくださいね。

と言うふうになったり

施術自体が手抜き雑になったりすることってよくあります。

意外と患者自身はすごく気がつきます。

施術をするたびに、毎回初診のようにしなければいけないのか?

そこまではする必要がないというのが私の見解です。

ただ、指標と言うものは必ず見るようにしておきましょう。

例えば、あなたの指標がゆがみがあることで体が痛くなる。

と言う風な流れがあったとしましょう。

その状態があるのかないのかと言うのと、痛みがあるかないかなどのような基準値は必ず示すようにしましょう。

初診で歪みがなくなれば痛みが取れていくという基準があれば、2回目、3回目以降もメンテナンスに移行した後も必ずゆがみと言う基準を見ていく必要があります。

痛みだけにフォーカスをする必要はありませんが、1つの基準を示すことによって、患者さんもゆがみがあるから調子が悪い。

歪みがないと調子が良いと言うふうにある程度結論づけてくれます。

これが絶対的と言うわけではありませんが、ある程度指標を決めた方が良いでしょう。

また症状が変わったり、新しく症状が出てきた場合に関しては問診票に書くまでは必要ないですが、ある程度問診をしっかりして直していくと言うことも必要でしょう。

今までゆがみをしっかりと毎回見ていたのに、時間がないから、こちら側がしんどいからなどの理由でそのまま治療に入ると、患者さんはあれいつもと違うな?

と思ってしまいます。

この小さな積み重ねで

患者さん
今日はすごく雑にされたな。何か違うから適当にされたのかな

と言う風な不信感を抱かれます。

もしかしたら1回位であればいいかもしれませんが、2回目、3回目など続くと直接言わないにしても昔に比べると雑になったと言うふうな形になるので、離脱してしまいます。

実はこれすごく多いのと、患者さん自身もあなたに言わないので、気づかないうちに最近〇〇さん来ないなと言うふうな感じになってしまいます。

本当に注意をしましょう。

メンテナンス患者さんを増やすシンプルな方法

ここからは少しメンテナンス患者さんを増やす方法についてお話をします。

  1. メンテナンスの概念がそもそもない状態での施術
  2. 患者さんにおすすめをしてメンテナンスに移行する
  3. 再診で来た際にメンテナンスに移行をする

上記3つのパターンがあります。

メンテナンスの概念がそもそもない状態での施術

これをされている方はとても多いです。

例えば、先ほどのゆがみの例で考えると体のゆがみが出ているから痛みが出る。

痛みをとるのにゆがみがなくなれば痛みは出ない。

定期的に治療を受けることでゆがみがなくなるので痛みが出ない。

こんな感じのイメージでゆがみを定期的にとるっていうイメージです。

日常生活でバランスや歪みが出てくるので、それを定期的に良くしましょう。

このような形で提案をする先生も多くいらっしゃいます。

患者さんにおすすめをしてメンテナンスに移行する

これが一番多いパターンです。

都度の方も回数券の方もある程度良くなれば

齋藤
今後体が悪くならない様に定期的に体をメンテナンスした方がいいですよ

こんなイメージですが、ここで気を付けるべきポイントは

メンテナンスってそもそも何?

ここに定義がとても大切です。

私の場合はからだの歪みがあるかないかの違いのみ。

これの〇〇がいいではなく、あなたのメンテナンスの基準を是非作成をして下さい。

再診で来た際にメンテナンスに移行をする

最後は再診さんの患者さん。

普通に治り、症状が良くなる。それで終わる

これはとてもいいことなんですよ。

治療家のあるべき姿です。

しかし、実際に定期的に体のケアしていった方がいいのは間違いありません。

そこで

齋藤
前回もお話をしましたが、今回痛みが出てしまっているので痛みが出ないように定期的に治療はした方がいいですよ。まずは痛みを治して、それから定期的に行いませんか?

こんな感じでアドバイスをしてその後に定期的に通ってもらう。

このような流れです。

 

ここまでがメンテナンス患者さんへの移行方法ですが、前提として

あなたは普段体のメンテナンスしていますか?

手法や考え方などはお伝えしましたが、ご自身のメンテナンスについても少し考えて頂きたいです。

ここもとても大切ですが、

人にメンテナンスしましょね。と言いながら自分は特にしていない方。

結構多くいます。

メンテナンスも体のことで考えると

整体、整骨院、歯医者、美容

などです。

高額じゃなくてもいいですが、せめて自分がもらっているくらいの金額はしっかりと払ってメンテナンスを受けてください。

説得力が全く違います。

ちなみに私は現在脱毛に行っているのと、治療の勉強などを行っています。

まとめ

今回はメンテナンス患者さんの増やし方、離脱する理由などを説明をしていきました。

患者さんと接する時間が長くなるとどうしても惰性が生まれます。

いい意味でも悪い意味でも慣れは敵になってしまっています。

治すのは結果も必要ですが、全てではなく、治る方向性や治るイメージをどれだけ作ることができるのか。

その前提で毎回患者さんに対応する必要があります。

最後に3つのメンテナンス患者さんへの移行をお伝えしましたが、まずはあなたがメンテナンスを受けていく。

これがとても大切です。

今日したから明日からメンテナンス患者さんが激増するわけではないですが、ここだけは本当にコツコツと行っていきましょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

28歳で開業。 独学やセミナーで経営の勉強。 月40万円以上使って広告費を使うがリピートが取れず利益が出ない状態。 休みもなく、家族との時間も作れない期間が2年間も続く 現状打開の為にYouTubeを使う。60本の動画でも全く集客できず。 試行錯誤を加えて月に25名動画で集客をし、全国から患者さんが殺到。 現在はリピート患者さんで予約が埋まる。 全国の視聴患者さんの為、自分のノウハウを全国の治療家に向けてセミナー、コンサルティング実施。