「地域の相場は5,000円前後なのに、本当に10,000円で来てくれるのか…?」
1人治療院を経営していると、こうした不安を感じたことがある方も多いと思います。
しかし、実際に高単価でも「選ばれる治療院」は存在します。
今回は、1人治療院でも10,000円の価格設定を可能にするための5つの具体的な方法を紹介します。
私の治療院では初回は7000円、2回目以降が10,000円、最終の来院日から2カ月空いたら12,000円と金額設定をしています。
それでも毎月2,000,000円以上の売り上げを切る事はありません。
その具体的な方法をご紹介しているので、参考にしてください。
目次
1. 【施術=商品】からの脱却|“ストーリー”を売れ
多くの治療院が、「施術時間」と「テクニックそのもの」を“商品”として提供してしまっています。
たとえば、「60分で◯◯矯正」「30分で筋膜リリース」といった時間売りのメニュー構成です。
イメージとして60分のマッサージ2980円てありますよね?
それと同じ分類になってしまうんです。
治療と言う概念で行くのであれば、◯分◯円と言うのはおかしいですよね。
虫歯治療を30分5000円で違和感はないですか?
❌ よくある失敗パターン:
- 「何分でいくらか」にフォーカスしすぎている
- before/after写真だけで“すごさ”をアピールしようとする
- 施術内容を専門用語で語りすぎてしまう(例:〇〇筋を緩めて…)
こうしたアプローチは、患者さんにとって“自己満足の説明”に映ることがあります。
✅ 高単価でも選ばれるために重要なのは「ストーリー」
患者さんは、「今つらい状態」から「自分が望む未来」にどう変わっていくのか、その“道のり”や“成功の再現性”に安心感と納得を求めています。
たとえば以下のようなストーリー展開を組み立てると効果的です。
🎯 具体的なストーリー構成例:
「仕事で重い荷物を持つことが多く、腰に慢性的な痛みを感じていたAさん。
初回のカウンセリングで根本原因は“骨盤の傾き”と判明。
週1回の骨盤調整と姿勢トレーニングを並行して行い、3ヶ月後には痛みがほぼ消失。
現在は月1回のメンテナンスで再発も防げている状態です。」
このように、“症状の原因”“どう取り組んだか”“どれくらいの期間でどう変化したか”“今どうなっているか”を語ることで、単なるbefore/afterよりも患者が自分事としてイメージしやすくなります。
🔑 ポイントまとめ:
- 「施術」ではなく「変化のプロセス」を見せる
- ビフォー→アフターより、ビフォー→改善→継続の流れ
- 症例紹介は「数値」より「生活変化」や「感情表現」を優先
🗣️ 実際の患者さんの言葉を活かす
さらに効果的なのは、過去の患者の“リアルな声”をストーリーに組み込むことです。
「朝の洗顔もつらかった肩が、今は上までスッと上がるようになりました。
正直、こんなに変わるとは思ってなかったです。」
こうした声は、次の患者さんにとって大きな勇気と期待に変わります。
🎥 YouTubeやブログでもストーリー化を
この「ストーリー思考」は、対面だけでなくYouTubeやブログでも活用可能です。
- 【ビフォー】どんな悩みを抱えて来院したか
- 【中間】どんな施術と変化があったか
- 【アフター】今どうなっていて、患者さんはどう感じているか
このように構成することで、見る側にとって「自分にも当てはまるかも」と感じてもらいやすくなります。
このようにすることで、患者さん自身も痛みをとることと体をケアすること、痛くなくなったとどのようにすれば良いのか、1連の流れが明確になります。
2. 価格ではなく“価値”で勝負する導線設計
高単価に対して患者さんが抱く最大の不安は、「何をしてくれるのかわからない」「本当に良くなるのか不安」という“情報不足”にあります。
この不安を解消するためには、価格の前に「価値」をしっかりと届ける導線を作ることが必要です。
✅ 導線の考え方:「来院前」に勝負は決まる
1人治療院では、受付スタッフいないところも多くあります。
集客〜初診の導線がすべて院長次第になります。
私のところも1人治療院で受付スタッフはいません。
- ホームページで施術方針・症例・料金・理念をわかりやすく
- YouTubeやInstagramで先生の人柄と技術の信頼感を伝える
- LINE公式アカウントで来院前に悩みを聞き、信頼関係を築く
📌ホームページはあって当たり前。SNSもあって当たり前になっている
以前まではホームページがあればよかったかもしれませんが、現場をホームページはあって当たり前になっています。
YouTube、Instagram、LINEこの3つはマストです。
ホームページだけで完全に差別化を図るのはほぼ無理に等しいです。
動画等はあなた自身の声や身振りやしぐさや見た目全て知ることができます。
私の話し方も文章だけでは分かりませんが、実際に動画で見ると少し早口だということがよくわかります。
よくも悪くもそれがいいと言う方もいらっしゃれば、それが嫌と言う方もいらっしゃいます。
あなた自身の考え方や雰囲気を知ってもらう事は、1人治療院で高単価を取るためには安心材料になります。
3. 価格に納得してもらう“説明力”
高単価でも納得してもらえる院になるためには、施術前の「説明力」=提案力が極めて重要です。
「なぜその施術が必要なのか」「どういう経過で良くなっていくのか」をわかりやすく伝えられる先生ほど、リピート率が高くなります。
✅ わかりやすさ=信頼
- 専門用語をできるだけ使わず、例え話や図解を活用する
- 身体の状態を「見える化」する(模型・写真・アプリなど)
- 「自分でも理解できた!」という体験が、価格への納得感を生む
📌 説明の3ステップ
- 原因の明示:「この痛みの原因は◯◯にあります」
- 施術の目的:「この調整で◯◯が改善されます」
- 未来の提示:「3ヶ月後には〇〇ができる状態を目指します」
これらをセットで話すことで、「この価格でも納得できる」と思ってもらいやすくなります。
治療の考え方によっても大きく変わってきます。
私の場合はどのような状態でも左右のバランスや歪みと言うものを必ず見ていきます。
写真でビフォーアフターを取るようにして患者さんに変わったということを知ってもらうことをします。
ただし、変化が出たからリピートをするのでは ありません。
ビフォーアフターが出てその状態と今の患者さんの悩みがどう関係するかということを説明する必要があります。
簡単に言うと腰が痛くて来られた患者さんに足首が原因だった場合、なんで足首のビフォーアフターが取れて動きが良くなると腰の痛みが取れるのかって言う説明を簡潔にする必要があります。
これができないとどれだけビフォーアフターがとれても患者さんは納得する事はありません。
4. 技術だけでなく“結果の出し方”にこだわる
どれだけ高度な技術を持っていても、それを患者が“体感”できなければ意味がありません。
患者は「この先生に任せれば良くなりそうだ」と感じた瞬間に、価格以上の価値を見出します。
だからこそ、施術結果の“見せ方”が重要なのです。
✅ 結果の可視化が信頼を生む
- ビフォーアフターを写真・動画で記録(過剰演出は避ける)
- 感覚の変化を言葉にして共有(例:「立ちやすさどうですか?」)
- 施術直後の反応より、「翌日どうだったか」も追う
📌 小さな変化を一緒に喜ぶ
患者が「変わった!」と実感できるのは、必ずしも劇的な変化ではありません。
- 「あれ?靴が履きやすくなった」
- 「立ち上がるときの痛みがマシかも」
- 「朝の動き出しが楽になった」
こうした“生活レベルでの変化”を見逃さずフィードバックすることで、納得感と継続意欲が高まります。
語弊があるかもしれませんが、瞬間的に症状改善を出すことができないものもあります。
例えば妊活をしている方があったり、自律神経系の方であればその場で痛みなどがあるわけではないので、ビフォーアフターが出るわけではありません。
なので先ほどお話しをした写真で出したり、次の治療のときの具体的な体の状態を聞いたりなど違うところで変化を感じてもらう必要があります。
ここに関しては、狙っている症状や悩みに対して全く変わってくるので、あなたの治療院に必要な変化というものを決めるようにしていきましょう。
5. リピート戦略は“継続の理由”を用意すること
高単価で通い続けてもらうためには、「良くなったから終わり」ではなく、「通い続ける理由」を明確に持ってもらう必要があります。
✅ 継続の目的を明確にする
- 「旅行を不安なく楽しむため」
- 「仕事復帰しても再発しない体をつくるため」
- 「孫と安心して遊べる体づくり」
ゴールが明確な人は、通院に前向きであり、継続率も高くなります。
📌 提案のステップ
- 初回:痛みの改善 →「痛みを取る」目的
- 3回目以降:再発予防 →「戻らない体をつくる」目的
- 6回目以降:機能向上 →「より快適な日常生活へ」
✅ メニュー設計の工夫
「高いから通えない」ではなく、「価値があるから通い続けたい」と思ってもらえる仕組み作りが、リピート率と単価を両立させるカギになります。
賛否はありますが、回数券の販売をするのかしないのかと言う問題もあります。
すごくいい方を悪くします。
回数券は一度売ってしまえば治る、治らない。
来る、来ないはお金を先にもらっているので、売り上げと利益が上がります。
それを良い悪いと言うのは、ここでは判断しませんが、あなたがもし自分の身内や家族が回数券を買ってきた時に心から喜ぶかどうかということも考えなければいけません。
私も以前まで回数券を販売していましたが、自分の子供や妻が回数券を買ってきたって言った時に「やめといたはいいんじゃない?」というふうに感じてしまうのも正直あります。
それがあったので今はやっていません。
現在は私は都度で10,000円をもらっていますがリピートに関しては全く問題はありません。
まとめ|1人治療院こそ高単価を目指すべき
人手が限られる1人治療院こそ、「価格×人数=売上」の方程式において、単価を上げることが経営の安定に直結します。
もちろん、単に値上げするだけでは患者さんは離れてしまいます。
だからこそ「価格以上の価値を感じてもらうための仕組みづくり」が必要です。
今すぐすべてを変える必要はありません。まずは、
小さな改善から始めてみてください。
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