あなたの整体院や整骨院の2回目リピート率は何パーセントありますか?
もしリピート率が低いことに悩まれているのであれば上げる方法を知る前に、離脱する方法から知っておきましょう。
私も実際にしてしまっていた事なので一度自分に当てはめながら聞いて下さい。
目次
リピート率が低い方の3つの共通点
一番最初にリピート率が低い方の特徴をお伝えします。
- 自分の話が多すぎて話過ぎている
- 難しい言葉を使いすぎている
- セールストークに走り過ぎている
それぞれ一つずつみていきます。
自分の話が長すぎて話しすぎている(やたらと長い)
一番初めに理解して頂きたい事が
短く、簡単に、わかりやすく
この3つがしっかりと揃っているかを確認して下さい。
長い話をして
『結局何が言いたかったのだろう?』
となってしまうとリピートはしにくいです。
あなたが話たい情報よりも患者さんが知りたい情報を話して上げる事が重要です。
比率は患者さんが8、施術者が2
で話ができているといいですね。
問診の方法について詳細を記事として書いているので下記をご覧になって下さい。
私の中では10分を超える問診はかなり長いと思っています。
難しい言葉を話過ぎている
専門用語使っている方って本当に多いです。
例えば
『〇〇さんの腰痛の原因は腰にある腰方形筋と筋肉が萎縮しています。股関節の前に大腿四頭筋という筋肉があります。この筋肉を酷使し過ぎて居る為に腰椎の5番目と仙骨が悪くて痛みが出ています。』
この言葉を聞いて柔整師ならわかりますよね。
内容は適当ですのでこれに関してはつっこみは無しです。
こんな言葉患者さんが聞くと
???????
が頭の中に入りますよね。
腰方形筋?大腿四頭筋?腰椎の5番目?
全く意味がわかりません。
説明はしていてもそれは患者さんには伝わっていない事って沢山あります。
知識がたくさんあるのはわかりますが、専門用語は同業の中だけにして下さい。
セールストークに走り過ぎている
最近はこの部類は本当に多いです。
- このトークスクリプトを言えばリピート率が上がる。
- 患者さんを脅して悪い方向に導く。で今しないと大変な事になるよ
- 今日回数券やプリカを契約しないと特典が受けられないなどの様な。その日限定の特典をつける。
など、テクニックに走ってしまいます。
サプリメントならありますよね。
この手法確かに気持ちわかるんですけどね・・・
でも、整体で考えると逆にして欲しいです。
患者さんから
『先生のところで治療を受けたいから次いつきたらいいですか?』
『回数券、プリカがあるなら是非購入させてください』
と言うてもらう患者さんから事言うてくれないとリピートはしません。
リピートをしてもファンになってくれる可能性が低いので途中で離脱してしまう可能性があります。
トークスクリプトの様な台本はある程度必要です。
台本は必要ですが、過度なセールストークは逆に嫌われてしまう元ですので辞められた方がいいです。
以上3つの共通点がリピートをしない方の特徴です。
実はこの共通点全て私とスタッフがやっていた事なんです。
今は問診の時間は5分程度なんですが、恥ずかしいことに以前は10分以上かかっていたこともありました。
しかも、2回目のリピート率は50%台の時なんかもあったのが正直なところです。
なぜあなたはリピート率を上げたいのですか?
あなたが今この記事を読まれているのはリピート率を上げたいからだと思います。
そこで質問です。
リピート率が上げたい理由はなんでしょうか?
リピート率を上げたいと思っている裏側に何かあるのだと思います。
- 新規を広告費を使っているのにリピートしないと赤字になる
- リピート率が上がらないと売上が上がらない
- リピート率が上がると自分の給料があがる
こんな感じでお考えかもしれません。
もっと違う理由があるかもしれません。
リピート率を上げることで◯◯になる。
と言う〇〇があるからリピート率を上げたいとお考えですよね。
なぜこんな事をお話をしたかと言うと、
患者さんも整体院や整骨院に来られる際も同じなんです。
腰痛できたのではなく
あなたと同じ〇〇を期待しているからこそ、初回にこられているという事を知ってほしいです。
この考え方は本当に大切なので必ず覚えて頂きたいです。
まずこの考え方ができないとリピート率を上げる事は難しいとお考え下さい。
この考え方ができると上記でお話をした内容がよく理解できると思います。
患者さんもなぜ痛みが取りたいのかを知る事で患者さんの考えに近づく事ができます。
プレゼンを聞きたくてきたわけではないと思います。
専門用語を聞きにきたわけではないです。
セールストークを聞きにきたわけではないです。
- なぜその方が今日あなたの目の前にきて
- どんな未來が手に入ったら一番嬉しくて
- 治療受けることによってどうなりたいのか?
これらがわかると自然と言葉が変わってきます。
私の記事に訪れて頂いた理由もリピート率をあげて何か得たい結果があると思います。
そこはあなたが今記事をみている感情と全く同じです。
今回は曖昧で終わらしますがポイントは
『その悩みがある事で何に一番困っているのか?』
と言う事を常に頭の中に入れて置いて下さい。
まとめ
さて、今回は少し逆の視点からリピート率の向上させる方法をお伝えしました。
わかっていても難しいのが人間と言うものです。
でも少しずつ修正を繰り返して行けば
無理にセールストークをする必要もないですし
リピート率は確実に上がります。
記事を読みながら自分はこんな事をやっていないかなと確認をしてみて下さい。