目次
整体の治療料金の決め方は2つ
私の所では9800円が1回の治療となります。
ただ闇雲につけたわけではなくこの金額をつけた理由もあります。
治療料金を考えるときには2つの考え方があります。
- 業界の平均値から単価を決める
- 自分の欲しい売り上げから単価を決める
この2つがあります。
それぞれの特徴があるのでお話をします
業界の平均値から金額を決める
インターネットなどで調べてもらうとわかりますか全国の目安の金額は5000円から6000円程度です。
30分5000円や1時間6000円などで施術を打っています。
中には時間は関係なく1回の治療費が5000円から6000円。
などのようなところもあります。
治療院によって変わってくると思うのですが、周りがこの金額でやっているからこれくらいだろう。
もしくはご自身の中で5000円から6000円程度だったら金額をもらえるかもしれない。
そんな風なイメージでつけている方も多いです。
この金額でやっていただくとわかると思うのですが、売り上げを爆発的に上げようと思うと少し難しいところがあります。
今回の内容の趣旨とは少し離れますが後ほどお話をします。
自分の欲しい売り上げから単価を決める
次の決め方が自分の欲しい売り上げから単価を決める方法です。
私のところが9800円と言う金額でやっています。
1ヵ月の売り上げを2,500,000円から3,000,000円の中で設定をしています。
この金額が高いもしくは低いと言うのは今は置いといてください。
わかりやすく先程のお話で5000円と6000円が出ましたが、消費税込みで6600円で考えてみたいと思います。
6600円の整体料金で私の目標売り上げに近づける計算で行きます。
ここからは数字の計算になります。
両方ともに共通するように前提を整えたいと思います。
私の所では既存の患者さんは30分の枠。
新規の患者さんは60分の枠で予約を取ります。
枠の問題もあるので今回はわかりやすく既存の患者さんだけで来ると言う前提でお話をします。
30分間で1枠
私のところは朝の10時から夜の19時30分まで9時間30分の営業時間となります。
目標売り上げは2,500,000円と設定します。
この時に1ヵ月間に何人の患者さんを見る必要があるのか。
と言うのを計算するときに2,500,000円÷ 6600円をすると必要な人数が出てきますね。
ここの人数は378人の人数が必要になります。
1週間に2日休むと考えます。
そうすると1ヵ月間4週間で考えると8日間の休みがあります。
1番多い月で考えると31日間あるので稼働日数は23日となります。
1日に平均何人見る必要があるかと言うと378人 ÷ 23日なので16人と言う結果になりました。
私の場合は9時間30分の営業時間に対して1人30分間の治療するので1日に最高19人見る必要があります。
と言う事は19人が最高に対して16人を毎日コンスタントに治療する必要があります。
稼働率で考えると84%。かなり高い数字となりました。
9800円の整体料金で私の目標売り上げに行こうと思うと
次に考えるのが9800円。
上記の内容と同じになるので2,500,000円の売り上げを上げようと思うと2,500,000円÷ 9800円= 255人となります。
1ヵ月間に255人の患者さんを見れば現場2,500,000の金額を達成することができます。
255人を23日稼働で考えると割り算で考えますと11人となります。
19人の枠に対して11人の患者さんをコンスタントに見ればいいと言うことになります。
稼働率は58%。
まだ余裕がある状態で患者さんを見ることができます。
実際治療をやっているとわかるのですが、毎日8割から9割稼働をすると言うのは現場難しいでます。
例えば天候が悪かったり、コロナウィルスのように感染症がある。
23日稼働で考え、1番多い月で計算をしていますが、もし連休やお盆正月などが入るとその分だけ稼働日数が減ります。
2月に関しては28日までしかないので稼働日数は自動的に減ります。
このことを考慮するとどの金額の方が自分の目標に達成できるのかを考えることができます。
あなたの整体料金を考えるときに必要なのは、あなたがいくらほしいのか?
治療院といえどもビジネスには変わりありません。
あなたに家族がいらっしゃったりすると家族を養う必要があります。
ボランティアではできないですよね。
と言うことを考えたとき、あなたの1ヵ月間の目標売り上げがどれぐらい欲しいか
そこを考えていく必要があります。
1,000,000円の売り上げ、1,500,000円の売り上げ、2,000,000円の売り上げ。
先ほどと同じ計算式をすると、必要な単価が出てくると思います。
ただ注意をしなければいけないのが、稼働率100%の状態でその金額を達成するのであればかなり無謀だと考えてください。
あくまでも6割から7割ほどの稼働率でそれらが達成できるようにしなければいけません。
高ければ良いとか安ければ良いとかと言う話ではなく、今の現場でどれほどの金額が必要なのか。
それを考えていく必要があります。
金額を高く設定するのであればそれなりの内容であったり技術力、理由等は必要になります。
しかし5000円の金額を払う患者さんと9000円を払う患者さんの層は全く違います。
とても言い方が悪いですが500円で見ていたときの患者さんは9800円に来る事はほぼないです。
なぜならば客層が全く違うので整体にそんな高い金額を払うなんて。
と言うふうに考えている方がとても多いからです。
でも少し考えてもらうと500円の金額を1週間に3回行く。
1ヵ月間で考えると6000円になります。
それが6600円の金額で1ヵ月に1回くればそんなに頻繁に来ることがない。
来る必要がないので行っていた時間を全て有効に使うことができる。
それも1つのメリットになります。
こんなふうに患者さんにとって良いメリットをしっかりと言うことによって金額が高くても価値をしっかりと感じてもらうことができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は整体治療の相場である料金についての決め方をご紹介しました。
今回の内容は営業時間や営業日数。
施術時間等を私の例で取りましたが、これと同じ計算方式でご自身でやってみてください。
コンサルをしている際には〇〇円の売上が欲しいです。
と言っていたけれどもこの計算方式をしたところスタートの段階で無理と言うことがわかることもよくあります。
金額を設定するときに地域の平均単価などを調べることも大切だとは思いますが、1つの差別化として金額が高い。
と言うポジションを取ることも大切です。
一定数金額が高い=とても良いものだ
と言うふうに感じてくれる方もいらっしゃいます。
そのような形をターゲットにするのも良いでしょう。
今回の計算式はするしないにかかわらず一度どのような数字になっているのかは行ったほうがいいと思います。
その方が現場が分かり、正しい選択を取ることができると思います。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
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