「いつかは自分の院を持ちたい!」
そんな夢を持って整骨院の開業を目指す先生も多いと思います。
ですが、現実には3年以内に廃業してしまう治療院も少なくありません。
今回は、これから整骨院を開業しようとしている方に向けて、実際によくある「失敗あるある5選」をご紹介します。
すべて“やってしまった先生たちのリアルな声”をもとに構成しています。
目次
1. 立地選びで「マンションの一室」「空中店舗」「家賃の安さ」だけを重視してしまう
立地選びはとても大切。
立地が良ければ、それだけでも患者さんが来てくれることもあるし、広告費の一環として考えるのもいいと思います。
しかし初めていきなり一等地の場所は難しく、家賃もそれなりに大きくかかってしまいます。
そこで考えるのがマンションの1室、2階以上の店舗、家賃の安さ。
ここだけを考えて出される方がとても多いです。
すごく嫌な言い方をします。
男性と2人狭い1室で2人で治療受けるって気持ち悪くないですか?
私であれば絶対に嫌。
女性の施術者で男性をする時ないとは思いますが、勘違いしてくる方っていると思いませんか?
やはり狭い空間でマンションの施術すると言うのはハードルが高すぎます。
また空中店舗と言うのは外観から非常にみにくなっているのと、ハードルがやはり少し上がってしまいます。
空中店舗の方が家賃の安さや金銭的な事はあるかもしれませんが、ある程度お金を払ってでもきっちりと店舗できれいなところ選ぶことをお勧めします。
自分が目標とする売り上げに対して家賃がどれぐらいまでなら大丈夫なのか。
ということまでしっかりと考える必要があります。
ちなみに私が患者さんに今から私自身が引っ越しをして、マンションの一室で施術することになったら来ますか?
と聞いたところ、先生だからいいですけども、正直あんまり行きたいとは思わないですね。
と言うふうな反応でした。これは正直普通で正しい感覚だと思います。
2. とりあえず内装にお金をかけすぎてしまう
開業時はどうしても「かっこいい内装にしたい」「他と差別化したい」と思いがち。
ですが、内装に数百万円かけてしまった結果、資金繰りが一気に苦しくなる先生も少なくありません。
- 内装よりも広告や導線設計に投資した方が集客には有効
- おしゃれでも落ち着かない空間は患者さんに不評
患者目線で「清潔・安心・居心地がいい」があれば十分です。
お金がたくさん貯まり余裕ができてから、きれいな内装に変えていくのがいいと思います。
おしゃれな感じよりも清潔感があったほうが絶対に良いです。
また、施術を中心にするのであれば、できるだけシンプルな方が良いでしょう。
保険の治療と違って、無駄なものなどは一切おかない位が1番シンプルでいいです。
私の治療院は上記のように施術をするところはこれくらいシンプルです。
土足になっているので、別途、タオル、服をかけること。
そして畳で治療することがあるのでそのブース。
これだけしかありません。このシンプルな内容でも充分な売り上げは出すことができるので安心ください。
3. 技術に自信がある=来てくれると勘違い
これも非常に多い失敗例。技術力はとても大切ですが、「腕が良ければ自然に広まる」は幻想です。
どれだけいい施術でも、知ってもらえなければ存在しないのと同じ。
- ホームページがなく検索しても出てこない
- 紹介の仕組みがない
- SNSやGoogleビジネスの更新がゼロ
「施術の結果 × 知ってもらう力」=売上です。
技術力を活かすには、見つけてもらうための仕組みづくりが必要です。
私の治療院の前は畑と田んぼ。西宮市と言う決し田舎ではない場所でやっていますが、目の前はこのような感じです。
技術が高いからといって患者さんが全員紹介してくれるわけでもないし、黙っていても勝手に看板を見てくることもありません。
なぜならば生活動線ではあるけれども、私の治療院だけ見てくれるわけでもないし、交通量も大阪や東京と違いほとんどありません。
と言うふうになると、私が現在中心に行っている集客はホームページとYouTubeそして紹介。
この三本柱で行っています。SNSで情報提供を行っていきホームページで広告費をかけながら集客をする。
先程の内装にお金をかけるのであれば、マーケティング費用にしっかりとお金をかけて患者さんを集める必要があります。
ここはどのビジネスにも当てはまりますが、最も重要なポイントとなりますので、マーケティング費用は必ず取るようにしましょう。
4. メニュー構成が複雑すぎて選ばれない
開業直後は「いろんな患者に対応したい」と思い、メニューが増えがちです。
しかし患者さんにとっては、選択肢が多すぎると逆に“選べない”こともあります。
- 「肩こり整体」「骨盤矯正」「猫背矯正」「全身整体」…どれがいいの?
- 料金体系がバラバラで不信感
初期段階では、1〜2つの専門特化メニューで十分です。
「この症状の人はこの施術」と明確にした方が来院率も上がります。
私の治療院や成功している治療の先生は
治療をと言う1つのメニューのみ
余計なものはありません。
あなたがどのような方向性で行っているか分かりませんが、治療であれば1つのメニューにして、それぞれの症状に対応する方がいいです。
売り上げをしっかり作ることができ、利益ができて余裕ができるようになってから、例えば美容系に行くとか違うメニューにしてもいいと思います。
しかし、は1つに絞り集中した方が、集客も売り上げも利益も最大化しやすいです。
飲食店でもそうですが、ラーメン屋さんで始めるときには1つのラーメンに集中すると思います。
そこから軌道に乗ればいろいろなメニューを開発していきますが、まずは〇〇専門のように専門店も増えています。
私の近隣にも、塩ラーメン専門や、つけ麺専門など1つに絞り、認知を高めることにした方が合理性があるからです。
ちなみに、〇〇専門と言うのは、我々の業種は少し当てはまりにくいです。
腰痛専門とか肩こり専門にしましょうと言う話ではないので、注意してくださいね。
5. リピートの仕組みを用意していない
開業当初は新規集客にばかり目がいきがちですが、実際は「リピートされないと利益が出ない」のが現実です。
よくある失敗パターン:
- 初回のカウンセリングで次回提案をしない
- 次回予約を“なんとなく”にしてしまう
「継続した方が体が良くなる理由」をしっかり伝え、次回予約・継続提案は必ずその場で行うようにしましょう。
リピートは治療院の命ではあります。
どれだけ新規集客がうまくいっても、リピートがうまくいかなかったら、口コミどころか悪評が広まるだけで閉業への道を通ります。
自宅と近いところでやっているところは、自分の家族にも悪影響が及ぼしますので、本当に注意をしましょう。
小手先のテクニックはたくさんありますが、リピートに関しては、下記のブログでまとめています。
ぜひご覧になってください。
整骨院のリピート率が低い方の特徴。治療効果を最大限にあげるためのビフォーアフター方法
まとめ|開業前に“避けられる失敗”を知っておこう
整骨院の開業は、準備がすべてです。
今回紹介した失敗は、すべて「避けられたはずのもの」ばかり。
- 立地は「人通り」より「生活導線」
- 内装よりも導線設計と発信力
- 技術力を活かすには広報力
- 選ばれやすいメニュー構成
- 継続してもらう提案の習慣化
これから開業される先生は、ぜひこの5つをチェックリストにして、自院の開業準備に役立ててください。
「失敗を避ける」ことが、「選ばれる院づくり」の第一歩です。
▶ 無料プレゼントのご案内
個人治療院にとっては、今非常に厳しい時代です。
分院展開している大手治療院には、資本力も人材力も情報発信力も敵わない…
でも、だからといってこのまま伝統ある“個人の力”が消えてしまうのは、あまりに惜しいと思いませんか?
そこで今回は、私自身が1人治療院を経営する中で“実際に成果が出た方法”だけをまとめた特別マニュアルを完全無料でご提供します。
机上の空論ではなく、現場で“今”結果が出ているリアルな内容です。
プレゼントの内容:
- ✅ ゼロから始めても月10名以上!YouTube集客教科書
- ✅ スマホ1台でも大丈夫!初心者向けYouTube編集マニュアル
- ✅ 2回目リピート率100%!5回継続率80%以上を実現する方法
- ✅ 売上100万円を確実に達成するためのPDFマニュアル
- ✅ 患者さんの“声”を自然にもらえる!裏技テンプレート
さらに現在も、より実践的なコンテンツを随時更新・追加中です。
このタイミングで、ぜひ手に入れてください。
※数に限りがあります。今すぐ下記よりお受け取りください。