整骨院や整体院で
「ビフォーアフターがうまく取れたのに、患者さんがリピートしてくれない…」
そんな経験をしたことはありませんか?
今回は、明らかに施術効果が出ているのに患者さんが納得してくれない、そしてリピートに繋がらない本当の理由についてお話しします。
ビフォーアフターを取る必要がありますが、ビフォーアフターだけ取れれば、リピートを取れると言うほど甘い世界ではないです。
目次
足首を治療しても、腰が痛いまま?
たとえば、腰が痛いという患者さんが来院したとします。
検査の結果、「実は足首の可動性の問題が原因だった」と施術者が判断したとしましょう。
そして足首の調整をして、可動域が改善。
動画や写真で見ても、明らかにビフォーアフターの変化が取れている。
──しかし、その患者さんは帰ってしまい、次回来院しない。
このとき施術者はこう思います。
「これだけ結果が出てるのに、なぜ納得してくれないんだ?」
原因:患者さんは“変化”ではなく“納得”を求めている
これは、整骨院の現場でよくある施術者側の落とし穴です。
私たち治療家にとっては、「可動域が広がった」「筋緊張が緩んだ」といった身体の変化そのものが効果の証明です。
たとえば、足首の関節が30度から50度までスムーズに動くようになれば、
「おお、変化が出てる!効果あり!」と判断するのは当然でしょう。
技術セミナーなども、この類でこれだけ結果が出れば患者さんも納得する。
なのような言い方をしますが、実際はそんなことありません
しかし──
患者さんはその変化の“意味”がわかりません。
仮に「腰の痛み」で来院した患者さんに、足首の調整を行って、可動域が良くなったとします。
私たち施術者からすれば、
「足首の可動が広がった=骨盤や腰椎の負担が減る=腰痛改善の第一歩」
というロジックが頭の中にあるのですが、患者さんにはそれが一切伝わっていないことがほとんどです。
その結果、
「たしかに足首は動くようになったけど、腰はまだ痛いまま…」
「なんかよく分からなかったし、次は行かなくてもいいか」
と判断され、リピートにつながらなくなります。
ここで重要なのは、患者さんが求めているのは“体の変化”よりも“変化の意味=納得感”だということです。
つまり、
- 「足首が柔らかくなった」だけでは不十分
- 「だから腰が楽になるんですよ」まで伝えて初めて“納得”が生まれる
治療家目線では“十分な効果”でも、患者目線では“実感がない”と判断されてしまう。
この“感覚のズレ”が、施術効果があるのにリピートされない大きな原因なのです。
解決策:施術効果を“患者の言葉”で伝える
患者さんが求めているのは、私たち治療家が感じる“変化”ではありません。
患者さん自身が「理解できる変化」「実感できる説明」を求めています。
ここで大切になるのは、治療家の専門的な理論をそのまま伝えるのではなく、患者さんが納得できる形で“かみ砕いて説明”するという視点です。
施術による変化がいかに大きくても、「それがどう腰痛と関係あるのか?」という疑問が解消されなければ、患者さんは次回来院の必要性を感じません。
そこで、以下のように患者の立場に寄り添った表現に変換してみましょう。
- 「腰痛の原因が足首にある人は、実はけっこう多いんですよ」
- 「今日は足首の動きだけを調整しましたが、これが腰の負担を軽くしてくれる第一歩なんです」
- 「今すぐに腰の痛みが変わらなくても、2〜3日後には体が変わってくる方が多いので、一緒に経過を見ていきましょう」
このように、“治療結果”だけを提示するのではなく、「なぜその施術をして」「これからどんな変化が期待できて」「どう改善に向かうのか」という“ストーリー”を語ることが、患者さんの納得感を生み、リピートに繋がる大きな鍵になります。
また、患者さんの言葉を借りてフィードバックを得るのも効果的です。
たとえば、施術後に「なんか足が軽くなった感じがする!」という声が出たら、
「そうですよね!今、足首の可動が良くなったので、歩くときの安定感も出てきていると思います。腰の負担が軽くなるはずなので、次回は腰の動きも見ていきましょうね」
といったように、“実感”→“説明”→“次の期待”という流れを意識して言葉をかけることで、患者さんとの信頼関係がより深まり、「また来たい」と感じてもらいやすくなります。
患者さんは“治療の価値”ではなく、“自分の理解と納得”を軸に次回予約を判断しています。
だからこそ、「伝え方」が治療結果と同じくらい重要なのです。
足首が治り、可動域が広がることで腰痛がなくなる。
と言うことを患者さんに説明をして納得をしてもらう必要があります。
ただし、例外として
足首を触った瞬間に、腰痛が劇的に良くなる
このような場合は結果が出ているので、まだまだ説明は要りません。
そんな時は、一言
ね?でマシになったでしょ?不思議だとは思いますが、痛み取れるからちゃんと来てね。
これだけで終わる場合も正直あります。
昔の先生やベテランの先生はこれだけでも通用しますが、一般の方に関してはこの方法は取らないようにしましょう。
まとめ:リピートは「納得感」で決まる
・施術効果が出ているのにリピートされない
・患者さんが変化を実感していない
・ビフォーアフターを見せても意味がない
これらはすべて「伝え方」が原因である可能性が高いです。
“施術効果が出ている=伝わっている”ではないという事実を、今一度見直してみましょう。
あなたの技術は素晴らしい。
その価値を患者さんに伝える力を、ぜひ身につけてください。
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