齋藤
症状が非常に強い場合、炎症が非常に強い時に、患者さんを病院に行ってもらうことはありますか。今回はセミナーやコンサルでもよくいただく質問なんですが、新患さんと同じように、来院されたり、既存の患者さん、すごい炎症が強い方やヘルニアの可能性がある方、変形している可能性がある方に対して、病院に送ることはしますか?病院に提案してレントゲンやMRIを取ってもらうことを提案しますかってことをよく聞かれますので、それについてお答えさせていただきたいなと思います。

患者さんにとって何が一番ベストなのかを考えて提案する

結論から言いますと、自分からして見れないと思ったり、炎症が強い時には、一度レントゲンやMRIを取ってもらうようにしています。

こちらは今LINEの画像を出させてもらっているんですけども、実はこの方は五十肩です。

定期的にメンテナンスで4年間ぐらい継続的に来られている方で、月に1回メンテナンスされている患者さんです。

五十肩で明らかに可動制限が出てきてしまっていました。

その際に

齋藤
おそらく五十肩にだんだん入ってきてますね

とお伝えをしました。

そこから1週間2週間ぐらいしてから、無理に動かして夜も眠られないぐらい痛くなってしました。

炎症が完全に起きてしまいました。

その時に1回度お金とかもいらないので、ちょっと見させてもらえませんかっていう形で施術をしました。

かなり症状がつらいような状態だったんですけども、結果的にこの方に関しては一度病院に行ってもらいました。

その際に

齋藤
ここまで症状が強くなっているので、痛み止めや注射を考えてみてもいいと思います。

という提案しました。

五十肩に関しては私も普通に治療できますが、炎症がきつい、痛みがすごくきついで施術をして、今すぐじゃあどうにかできるかって言ったら、一瞬で治せることはできないです。

結果的にこの方はそういうのがあるんだったら1回病院の方に行ってみますっていうので、痛み止めなどを打たれていました。

痛み止めとステロイドを1回打つことで夜間痛は消えたみたいです。

3ヶ月間ぐらい痛み止めとか注射をしながら、症状緩和に治療されて痛みがだいぶ減り、炎症期も終り、拘縮期に入るような状況。

その時に

患者さん

落ち着いたのでもう1回治療してくれませんか?

っていう風な感じでLINEできました。

今は普通に治療をしながら拘縮を改善してる最中です。

こういう事例の時にちょっと悩む方がやっぱりいらっしゃるんですね。

  • これは自分が見て治療してあげた方がいいのか
  • 自分が見る事ができないと思って病院に送ってあげた方がいいのか

私の場合は自分なり基準があります。

  • こういう症状、こういう状態の時には自分が見れないから、この場合は病院送る
  • 逆にこういう状況の時には自分はちゃんと治せる、

と言うイメージです。

ただし、

齋藤
病院では恐らく〇〇と言う治療することがほとんどだと思いますので、1回訪ねて訪れてみるのも一つの手だと思います。

このような形で両方とも提案をしていきます。

リスクへヘッジにもなるし、2つの選択肢があると患者さんも安心します。

あくまでも考えていただきたいんですけども、

患者さんにとって何がベストか

というのをこちら側としてもしっかりとお伝えしてあげてほしいなと思います。

提案をして一度来院されなくなったとしても

お礼言われるだけでもすごく嬉しいなと思いますし、そこからまた患者さんが来てくれるんだったら1個つ信頼感につながると思います。

病院に送るとまた来る可能性も少ないし、売上が…

そうは言うても中にはお金の事で悩まれる方もいます。

例えば患者さんが来なくなりましたってなったら、次本当に来てくれるんかなっていうのもあるでしょう。

目の前の売上がっていう方も中にはいらっしゃるとは思うんですけども、一人の治療家としてその方のことを考えてあげる時にやっぱりベストを選択してあげた方がいいと思います。

それをするとどうなるかって言ったら今回みたいにまた来院される方もいらっしゃれば、ヘルニアがすごいきついとかだったら

齋藤
多分これヘルニアしていると思います。もし、今のお話を聞いて不安になるようでしたら一度MRIは取られますか?

こんな提案をします。

そしたら実際MRIをとってもらって〇番目がヘルニアでしたという風になるんです。

その時に患者さんからすると、

齋藤
先生本当に触っただけで本当にわかるんやね、すごいねありがとうね

っていう風に言われるんですね。

私はそのお礼言われるだけでもすごく嬉しいなと思います。

中には整形さんの批判をする方、違う治療をしたことに対して言われる方もいます。

施術者
そんなことしたら全然直らへんから整形さなんかあかんよ

みたいな感じで、文句と患者さんのやっていることを否定してはいけません。

患者さん自身を否定、病院を敵に回すってよりも相手のことを肯定しながら話した方がいいですね。

自分の技術力の問題、これからちゃんと見れるようになったりする努力。

五十肩でも炎症がパッと取れるようになればもちろんいいんです。

しかし、自分の中でこれ限界やな、できないなっていう風な見極めを取るっていうのも大事です。

患者さん、ご家族にとっても

患者さん
そういうこと言ってくれるいい先生なんだね

っていう風な、いい人の輪が繋がっていきます。

難しいものは抱え込まずに、自分の中であかんなと思ったら、病院とか違う手段というのも提案してあげたらいいかなと思います。

勇気のいることであったりとか自分のプライドなんかもありますけども、一番は患者さんがどうなるか。

ってことを考えてもらった方がいいと思います。

まとめ

さて、今回は自分の見ることもできない実力以上の患者さんがいただき、どのように対応するかをお話ししました。

私個人的な意見は基本的に絶対に無理だと思ったら、病院を紹介します。

微妙なところであれば病院で〇〇のような治療があるよ。

と言う風な提案をしていきます。

人によって大きく変わってきますので、1番は患者のことを1番メインで考えて行うようにしてください。

きっと紹介するだけでも1つの信頼感アップにつながりますよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

28歳で開業。 独学やセミナーで経営の勉強。 月40万円以上使って広告費を使うがリピートが取れず利益が出ない状態。 休みもなく、家族との時間も作れない期間が2年間も続く 現状打開の為にYouTubeを使う。60本の動画でも全く集客できず。 試行錯誤を加えて月に25名動画で集客をし、全国から患者さんが殺到。 現在はリピート患者さんで予約が埋まる。 全国の視聴患者さんの為、自分のノウハウを全国の治療家に向けてセミナー、コンサルティング実施。